日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎の標準的な接種年齢は３～４才ですが小児科学会では日本脳炎流行地域に渡航、滞在する小児」「最近日本脳炎患者が発生した地域･豚の日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児」に対しては生後６ヶ月からの日本脳炎ワクチンの接種を推奨しています。蚊の飛行距離は約２ｋｍといわれ千葉で報告された日本脳炎の乳児の自宅近隣には養豚場等が散在していたようです。養豚場の近隣に滞在することがある場合は早期接種を考慮してもいいと思います。

岡山県内の養豚場所在地

久米郡美咲町、井原市美星町、高梁市有漢町、総社市宇山

日本脳炎ワクチンの特例措置

※現在、日本脳炎ワクチンについては特例対象者に対しての無料接種が行われています。対象者（平成７年４月２日～平成１９年４月１日生まれ）が接種時に２０才未満であれば受けていない回数分を無料で接種できます。

ロタウイルスワクチンについて

ロタウイルスワクチン（ロタリックス、ロタテック）は腸重積の頻度が増加する可能性が示唆されています。ワクチン接種後とくに1週間以内の繰り返す嘔吐、血便等は、腸重積の可能性があります。このような場合早めに医療機関を受診するようにしましょう。必ず下記の接種上の注意をお読み下さい。初回投与が生後14週6日を過ぎると腸重積の頻度がさらに増加する可能性がありますのでご注意下さい。

任意予防接種の予診票はダウンロードできます。（インフルエンザ・Ｂ型肝炎・水痘・おたふくかぜ・メナクトラ）印刷してご使用下さい。

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